ニューヨーク、2023年4月4日 – AIを活用したコンプライアンスソリューションのリーディングプロバイダーであるBehavoxは、ベンチマークテストのデータセットを業界向けに公開します。特定のリスクや規制にマッピングされたこのデータセットは、コンプライアンス、モニタリング、監査の評価プロセスを簡素化し、モニタリングプログラムの有効性を確保するために設計されています。

Behavox Benchmark Datasetsは、200人以上のコンプライアンス専門家によって作成され、慎重にレビューされたものです。これらのデータセットには、過去の施行実例や作成社等の長年の経験が盛り込まれており、AIソリューションやレキシコンシナリオの性能を評価するための強固なデータセットとして提供されます。

これらのデータセットには、成果分析の実行方法、再現率と適合率の指標の計算方法に関する詳細な手順が付属しています。今回のリリースは、コンプライアンスモニタリングのための最も強力なドメイン特化型およびタスク特化型AIであるBehavox LLMの発表を受けたもので、これまでにない精度のコンプライアンスアラートの生成を実現します。Behavox LLMは、Behavox ベンチマークテストのデータセットのリスクフレーズを84%の確率で捉えており、当社の旧型のレキシコンシナリオでの精度が10%台半ばであるのに比べて、高い精度を実現しています。

BehavoxのチーフデータサイエンティストであるAlex Glasmanは以下のように述べています。「ベンチマークテストのデータセットの共有は、AIにおけるベストプラクティスとされており、弊社が責任を持ってAIを展開する上で重要です。この公開により、コンプライアンス業界全体のコラボレーションと透明性を促進し、コンプライアンスモニタリングの全体的な有効性を向上させることを目指しています。」

また、BehavoxのChief Customer Intelligence OfficerであるFahreen Kurjiは以下のように述べています。「長年、業界はモニタリングプログラムの一貫性のない評価方法に悩まされており、主な難点はテスト用の仕込まれたコンテンツの作成でした。Behavoxがベンチマークのテストデータセットをリリースしたことで、テスト用のコンテンツはコピー&ペーストのように簡単に作成できるようになりました。」

今回の発表により、Behavoxはコンサルティングファーム、規制当局、学術機関、金融機関、監査人にBehavox ベンチマークテストデータセットのレビュー、使用、貢献を呼びかけています。

Behavoxでは、2023年晩春または初夏に東京で、コンプライアンス領域における次世代AIに関するイベントを開催準備中です。コンプライアンス領域向けのAIを実際に体験するには、当社が開催するイベントにご参加ください。私たちのAIがどのようにChatGPTを凌駕したか、そして効果的なAIコンプライアンスソリューションについてより深く学ぶことができます。当イベントの詳細が決定次第、皆様にご連絡させていただきます。

Behavox Ltdについて

ビヘイボックスはAIと機械学習を導入し企業がエンタープライズデータを組織化することでビジネスの成長を守る実用的なデータに洗練するエンタープライズデータ企業です。

規制のエキスパートとして信頼されるビヘイボックスは、コンプライアンス、コンダクト、アーカイブソリューションを提供し、グローバル企業や金融機関が、音声、Eメール、テキスト、ソーシャルメディア、チャット、コラボレーションなどの内部コミュニケーションから価値のある洞察を生み出すことを支援します。ビヘイボックスは、Microsoft Teams、Twitter、WeChat、WhatsApp、Zoomなど、企業および非従来型のアプリケーションの150以上のデータ型を複数の言語、行動シナリオ、リスクカテゴリーにわたってカバーしています。

ビヘイボックスは2014年創業、本社をニューヨークに置き、モントリオール、ロンドン、サンフランシスコ、シアトル、シンガポール、東京、ダラス、アブダビにオフィスを構えています。詳細情報については、www.behavox.comをご覧ください。

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